【バレエ・新体操】怪我から復帰に向けて知っておきたいこと。ダンス復帰の許可が出たのに今までのように踊れないのはなぜ?

更新日:8月30日
怪我をしたバレエダンサー・新体操選手や保護者からから、
「病院で復帰OKが出たのに、思うように動けません」
「競技復帰したのに以前のようなパフォーマンスができません」
というご相談をいただくこともあります。
痛みが消えて復帰の許可もでたのに、なぜ思うように踊れないのでしょう?
『競技復帰の許可が出ること』と『怪我前と同じパフォーマンスができること』は、別の段階だからです。
■競技復帰=ゴールではなくスタート
病院で復帰許可が出るということは、大きな一歩です。
しかしそれは「競技に戻っても安全な状態(スタートライン)」を意味するのであって、
ジャンプの高さ・開脚度
ピルエット(ターン)の安定性
バランス能力
持久力
演技中の技の再現性
まで全て元通りになったわけではありません。
■怪我をすると必ず失われるものがある
怪我をして、動きに制限がある期間が続くと、
どんなに頑張っていても
筋力低下
バランス能力の低下
感覚のズレ
持久力低下
はある程度避けられません。
だからこそ、復帰直後に
「前と同じようにできない」
のは珍しいことではありません。
■競技を離れた時間をプラスに変えるポイントとは?
現場で選手の復帰をサポートする時、以下の3つの視点を大切にしています。
①怪我によって生じたマイナスを最小限にとどめること
メンタルコントロール、可動域、安定性、コントロール、筋力、持久力など
②怪我を作る原因になった部分を修正・改善すること
・誤ったテクニックの修正
・負担をかけるアライメントや使い方などの修正
・もともと弱い身体の繋がりの強化
・練習環境の改善(床、シューズ、クラススケジュールの見直しなど)
それだけでなく、睡眠、休息、食生活の見直し、正しい身体の知識の習得(知識不足で誤った選択をしていたケースもある)なども含まれます。
③今できる最大限の「練習」をすること
・見学(見とり稽古)
・足のケガなら座って上半身のバー(イス、バランスパット、バランスボールの上など)や、怪我していない健側だけ行う
・過去の演技の分析(スローもしょんで再生してみる、癖を見直してみるなど)
「患部に負担をかけない」条件で最大限できる練習ことを探すことも重要です。
本来なら身体機能もスキル・テクニックも大きく低下していてもおかしくない状態から、短期間で競技へ戻ってこられたのであれば、
それは十分評価できる成果です。
再び輝きを取り戻すために、まずは怪我をした事実を受け入れ、今できる最大限のベストを尽くすことが大切なことを復帰したダンサー達は教えてくれます。
■復帰直後に大切なのは2つ
①再発を防ぐこと
その上で
②競技力を高めること
復帰直後は、
「早く元に戻したい」
という気持ちが強くなります。
しかし焦って負荷を上げすぎると、
再発のリスクも高くなります。
競技力向上と再発予防。
この両方を考えながら進めることが大切です。
■最後に…
結果だけであなたの努力を否定しないでほしい
復帰したけど、舞台で今までと同じには踊れなかった
直後の試合に選手で出場できなかった
試合の結果や選考結果は大切です。
悔しい気持ちも当然あります。
しかし、
今の状態での叶わなかったことだけを見て、
「今まで頑張ったことが無駄だった」
と考える必要はありません。
怪我から復帰する過程で積み重ねた努力は、
確実に次の競技人生につながっています。
復帰直後は結果だけで自分を評価せず、
まずは
「ここまで戻してきた自分」
にも目を向けてあげてくださいね。
復帰に向かう時のポイントが読んだ方のお役に立てれば幸いです。
【院情報】
バレエ整体 Tommy.NABO
所在地:東京都西東京市(西武新宿線 田無駅近く / 西東京市総合体育館付近)
・吉祥寺駅/武蔵境駅からは関東バス「向台町5丁目」下車より徒歩5分程度です。
Instagram:@tommy.nabo.2



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