

反張膝を「武器」に
変えるコントロール
「膝をもっと伸ばして!」という
注意を直そうとして、
膝を後ろに「押し込んで」いませんか?
バレエや新体操の生徒さんもですが、
「反張膝(はんちょうひざ)」のある
方は、特に迷いやすいコントロールです。
実は、膝を伸ばすことと、
押し込むことは全くの別物です。
膝を傷める「2つの間違った使い方」
コントロールがうまくいっていない場合、以下の2つの特徴が見られます。
• ❶ 膝を後ろへ「押し込む」
長座で床に置いたペンを、
ひざ下で押しつぶすような力のかけ方です。
• ❷ 膝関節に「もたれる」
伸ばしきったところで力を抜き、
関節のストッパー(靭帯など)に寄りかかって
休憩している状態です。
一見、膝が伸びているように見えますが、
これでは筋肉が働かず、膝関節に負担がかかり、
やがて痛みや違和感に繋がってしまいます。
「膝を伸ばすこと」と「押し込むこと」
似ているようで、全く感覚は違います。
誤ったコントロールのリスク
●押し込むコントロールでは、
必要以上に前もも(大腿四頭筋 だいたいしとうきん)を
使うため、無駄な筋肉が足につきやすくなります。
前ももが張り出して目立つ方にも多いコントロールです。
●膝にもたれるようなコントロールは、
適切に筋肉のサポートを受けたコントロールではなく、
靭帯や骨そのものに頼り切ったコントロールです。
筋肉を収縮させるためのエネルギー(ATP)もさほど使いません。
つまり、膝を守るための筋肉がサボっている「休憩状態」なのです。
●誤ったコントロールを続けると、以下のリスクが生じます。
• 本来のストッパーである「靭帯」や「関節包」が伸びて緩んでしまう。
• 反張膝が悪化し、さらにコントロールが難しくなる。
• 脚のラインが崩れ、筋肉の付き方が不自然になる。
日常生活こそ「トレーニング」に
膝のコントロールは、レッスンの時だけでなく
日常生活の中からも直していく必要があります。
• 信号待ちで立っている時
•何気なく立って携帯をみている時
• 階段を上り下りする時
こうした日常の何気ない動作でも
膝を後ろに送りすぎて
「もたれて」いないかチェックしてみてください。
不要な使い方は手放していき、
必要な感覚を育てていく。
正しいペンの持ち方を練習するように、
日常から「正しい膝の伸ばし方」へ
変えていけたらいいですね。
ダンス動作の習得を
施術とエクササイズでサポート

誰でも膝のコントロールは、変えることができます。
それには、段階を踏んで
必要な感覚を育てていく必要があります。
・テクニックレベルでつまずいているのか、
・身体のエラーによって邪魔をされているのか、
・治療から必要な状態なのか、
同じ「膝が伸びない」悩みでも、
抱えている問題は人それぞれです。
あなたの身体の状態に合わせ、
レッスン以外だからできるサポートをご提供します。
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